マダガスカルの食事情

外国で過ごす時に一番気になるのって食事ですよね。

お腹壊したり、ご飯おいしくなかったり、日本食が食いたくなったりみたいな心配は絶えません。

今日はそんな、誰もが気になってしょうがないマダガスカルの食事情についてかこうと思います。

主食なに?

そう、まずはこれですね。マダガスカルの人たちが何を食べてるのなんか皆さん想像つきます?つかないでしょうね。だってそもそも興味ないはずですし。

でも実はマダガスカル人の主食は日本と同じく「米」なんです。いいえ、米なんて乱暴な言い方はよくないですね。「お米」でした、失敬。

そうは言ってもやはり日本米とは違って、どちらかというとタイ米に近いような気がします。気がするというのは、僕がタイ米を食べたことがないので実際には比較しようがないからです。売られているお米にも何種類かあって、正直僕には色以外で区別のしようがないのですが、大きく分けると(僕が勝手に大きく分けただけで正確に何かの基準にのっとているわけではありません)赤い米と白い米の二種類になります。

「赤い米」といっても赤飯のようなものではなく、そのお米を炊飯器に水多めで炊いて日本のおかゆの様な状態でいただきます。これは一般的に家庭で食べられているもので「バリスス」とか「スス」と呼ばれています。ちなむと、「バリ」はマダガスカル語でお米の意味があります。なぜかは知りませんが今のところ白いお米でバリススを食べたことはありません。おかゆには向いてないのかしらん。

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この写真は僕が到着した当日のお昼ご飯です。この日は少し豪華になっています。白いご飯の見た目は日本と同じですね。

胃腸の管理が難しい

前回の記事にも書きましたが、とにかくお腹を壊します。ちょっと便が柔らかいな〜なんてのはザラというか、ほぼデフォです。たまに激しくお腹を壊したりもします。僕はこの3ヶ月で2回激しく壊しました。1回目に壊した時にとにかく乳酸菌を善玉菌を腸内に繁殖させようと考えてヨーグルトを毎日のように食べていました。おいしいですしね。科学的に効果があるのかどうかはわかりませんが、気持ちお腹を壊さずに快く過ごせた気がします。ただ、それでも2回目が訪れたってことはもうよくわからないです。ホストファミリーの方にはちゃんとしたレストラン以外では外食しないでと言われましたが、そんなことしてたらいくら物価が安いからといっても、さすがに破産です。学生なめるな。と、妙な反骨精神むき出すと、見事に再度お腹を壊します。

でもね!

ネガティブなイメージばかり書いてきましたが、別に悪く言っているのではありません。そもそも僕はマダガスカルのご飯は好きなんです。さすがにこれは個人差があると思いますが、味が濃い食事が好きな僕にはぴったりです。おかずの味付けが基本的に濃いので、おかずに対するご飯の東南アジア系の食事も伝わっていてフィリピンのバナナ揚げ(正式な名前わからない)みたいなおやつがここでも至る所で売られています。マダガスカルでは「ムファクンジュ」と呼ばれています。「ムファ(=揚げ)」「クンジュ(=バナナ)」です。バナナ揚げです。あまり綺麗ではないお店でも美味しいのでついつい寄っちゃうのですが、使った食器類は水でさっとすすぐだけだったりと、お腹を鍛えるのには最適といった感じです。

日本食は食えるのか

これは日本人にとって非常に重要な問題です。そしてマダガスカル在住の日本人が一番困っていることだと思います。そう、マダガスカルにはないんです、日本食レストランが。ないんです!日本人の方に会う機会があったので訪ねた時にないと仰っていました。そもそも日本人がそんなに多くないのでしょうがないのかなと割り切って、中華料理をよく食べています。中国人の方は本当にたくさんいるので、実際に中国人が厨房に立っている中華レストランもたくさんあります。それが美味しいし、日本と中国なんて距離にして2100kmくらいだからまあいいか、なんて割り切ってますがたまに心の底から日本の食べ物が食べたくなりますね。

ちなみに、僕が今食べたいものは、ラーメンだったり親子丼やカツ丼のお椀の底に溜まる汁だったり厚揚げ豆腐だったりします。ああ恋しい。

 

「食事くらいなんてことないっしょ〜」と侮っていてはいけません。僕も自分では気づいていませんでしたが、知らないところで密かにストレスになったりしてるんですよね。ということで、マダガスカルの美味しいお店の情報を手に入れたら是非教えてください。

近況報告

近況報告

お久しぶりでございます。前回にゼミ論文が全く進捗ダメな状況を嘆くためにブログを始めたきり、存在をすっかり忘れていました。なので、とりあえず、前回の記事を書いた1月あたりから少しずつ報告していきます。「面倒くさいから今何やってるのかだけを教えろ」という方には、最後の方を見てくれるとすぐです。

1月〜3月中旬

正直なところ、すでにほとんど覚えていないのであまり詳細に書くことができないのですが、合同ゼミ論発表会は無事に終えることができました。なんと当時500数文字しか進んでいなかった論文(もはや作文)も1万字程度までカサ増し大成功でした。これが一月の末のことです。

2月からは完全に春休みに入りました。大学の年間予定表に従うと、とうに春休みには突入していたのですが何度もいうように忌まわしき論文があったため心の安息は訪れていませんでした。そのため全てから開放されたかのような気分で、家でゴロゴロしたり、昼まで寝てみたり、朝二度寝してみたりと非常に充実した休暇をすごしたそうです。

実は留学

またそれと同時に、実は僕、3月下旬から留学する予定がありまして、それに向けての準備が立て込んでおりました。というのも、やはりこれも某作文に時間が取られていたために直前までVISAやらなにやら慌ただしかったものです、と言い訳しておきます。

で、どこに?

そうですね、気になるのは僕の行き先。つまり、今現在ブログを書いている私めがどの国にいるのかということ。皆さん名前だけは聞いたことがあると思いますので自信を持って言いますが、「マダガスカル」です。聞き逃した方のためにもう一度言いますね、「マダガスカル」です。ありがとうございます。どこかわからない方は、下の写真参照です。中央にドーンと男前に構えているのがアフリカ大陸で、その右斜め下にある島国がマダガスカル共和国であります。詳しく知りたい方は、下記URLやウィキペディアなど見てみるのもいいんじゃないでしょうか。(適当)

マダガスカル基礎データ | 外務省

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なぜマダガスカル

これも最重要機密事項だったので公表していませんでしたが、私、大学での専攻がアフリカ地域なんです。大変あいまいな括り方で「アフリカ」としていますが、もう少しだけ地域を限定すると、サハラ砂漠以南のアフリカ地域、つまりブラックアフリカやサブサハラといわれる地域です。地域といっても、その言葉から連想されるような小さい括りではなくてかなり広大ですが。語学留学のついでに卒論の資料集めもできたらいいなあ、、、なんて思ってやって来ました。いちお、卒論につながりそうだったこと+フランス語圏だからというのが理由です。

3月末〜現在

それで、マダガスカルへ行く手続きにも色々と問題は発生しまくっていたんですけれど、なんとか無事に出国・到着できました。そこまで深刻なホームシックや、問題も起こらずになんとか約三ヶ月たちました。

問題があったと言えば、お腹を壊したことくらいですかね。でも、まあ、出国する前からマダガスカルに滞在経験のある方々からそのことは聞いていたので、特に大変な思いはしませんでした。非常に苦しかったですが。

つまり

なにが言いたかったかというと、いま僕はマダガスカルに留学中でなんだかんだ元気にやっていますよ、ということです。

マダガスカルといえば、日本でも上映された映画『マダガスカル』を思い出す方、もしくはお笑い芸人のゴー⭐ジャスさんを思い出す方、この2種類のどちらかでしょう。しかし実際のマダガスカルにはライオンやシマウマはいないそうですし、残念ながら地球儀を回すコメディアンもいません。

それでも現地の写真やら小ネタやらは、おいおい載せられたらいいなと思っています。

それではまた。

 

ゼミ論文と大学生


1万2000字の論文提出。あと3週間後には他ゼミとの合同ゼミ論発表会。

進捗は536文字。

それなのにブログを始めてしまいました。

初めての記事、つまりは僕の処女ブログであるにもかかわらず、こんなことを書くのは憚れるのですが

ゼミ論文の文句をつらつらとそこはかとなく書きつくっていこうと思います。


そもそもゼミ論文1万2000字を提出なんて話が違うのです。
ゼミを選んだ時にはそんなこと聞いていなかったし全く持ってお話にならないですね。

しかし大人はこう言うのですよ

「社会に出たらもっと理不尽なことなんてたくさんあるんだよ」

なんだそれは。

そんなこと知ってますとも、ええ。
だからって僕が理不尽なことをされる理由になりますそれ?んんん??

というよりも、そんな理不尽な社会に出る前の学生にくらい、理を尽くしてほしいものです。

そうは言っても、やはり現実は僕を待ち構えているようで
明日が来ないようにどんなに夜更かししても気づけば日が出ており体が溶けてしまいそうになる。

大学生というのはなんともいたたまれない身分であると思いますね。

自由を求めて大学を目指し、学びたいことがあって学部を選び、モラトリアムを探すため構内をウロウロする

はあ、とても見ていられませんね

どうか大学の教授が急にフィールドワークの調査に行くことを願いつつ、眠りにつこうと思います。

どうか僕の体を溶かす太陽が登りませんように。。。


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ゼミ論革命のチェ・ゲバラ